2006年05月14日

針穴のパリ

針穴のパリ----田所美惠子写真集
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この写真集は、ピンホール・カメラによって撮影されたモノクロのパリです。
これだけ撮り尽くされたパリなのに、この「パリ」は誰も見たことのない「パリ」で、感動とともにジェラシーまで感じてしまうほどです。
そのくらい独創的でかつセンスの良い作品。
モチーフの選び方も抜群だと思います。
田所さんのプロフィールを見ると1975年に大学を卒業、90年に渡仏し針穴写真を学ぶ・・・とあります。
写真自体のキャリアはどうなのか、またどういういきさつかは知りませんが、社会に出て15年経ったところで海外に行き写真を学ぶという行動力に、少なからず興味を覚えます。

こういう作品を見てると、自分もピンホールへ傾いていきそうで怖いです。

posted by Coju at 18:15| art | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月25日

マイケル・ケンナ写真展

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撮影地:北海道

マイケル・ケンナの写真展が5月に東京で開催されます。
しかも、ツァイト・フォト・サロンと東京都写真美術館の2ヶ所で。
いずれも新作写真集「HOKKAIDO」を中心とした展示になるものと思われます。
今月発売されたアサヒ・カメラに彼のインタビュー記事が掲載されていて、その中で日本のことについて触れられていました。
なんでも彼は50歳の区切りに四国八十八ヶ所を巡ったとのこと。
また「冬の北海道は素晴らしい」ともコメントされていました。

「冬の北海道」は、僕の最も好きなテーマのひとつでもあり、新作の発表はちょっと複雑な気持です。
実際、僕のサイトの写真と全く同じ場所やアングルで撮影された作品が、彼のHPにアップされたりもしましたから・・・

まあ、これは以前ブログで、多くの方と議論したことでもあり、結論的には「自分は自分の作品を撮るしかない」となったわけですが、HPへの掲載が、公な発表の場として認められるかどうかを考えると、アマチュアには極めて不利な条件であるのも現実です。

ただ、なんだかんだ言っても、マイケル・ケンナは最も好きな写真家のひとりで、当然多くの影響を受けていますから、いつまで経っても「マイケル・ケンナ風」と言われる作風から脱皮しないと、自分の作品とは言えないのかもしれません。
(世界中で彼のフォロワーのような写真家が活躍しているのも事実ですが)

彼の写真展の詳細はこちら↓

『マイケル・ケンナの世界』ツァイト・フォト・サロン

マイケル・ケンナ展『IN JAPAN』東京都写真美術館
posted by Coju at 23:09| art | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年12月10日

余白の芸術

広大なキャンヴァスに、ただ一点の筆跡。静寂の中に、ピーンと張り詰めた緊張感・・・
ただ今、横浜美術館において李禹煥(リ・ウファン):余白の芸術(LEE UFAN:THE ART OF MARGINS)が開催されています。

李禹煥は1936年韓国生まれ。現在は日本を拠点に創作活動を展開する現代作家です。
大きな石と鉄板が置いてあるだけの彫刻、キャンヴァスの一部にわずかな筆の跡があるだけの、ほとんどが「無」の絵画など、その作風は極めてシンプルです。
余白の芸術とは、彼にとって「作る」ことにおいて最小限でありながら、最大限の交感をもたらすこと。
言い換えれば「作らない」で「作る」こと。彼は、この難しいテーマに、30年以上も取り組んできたそうです。
だから、この「作る」部分が絶妙で、それによってお互いの関係性や、緊張感が見事に生まれています。

僕自身、写真においてシンプルな作画を好むので、こういう作家が好きになってしまうかもしれません。
また「余白」の世界は、日本人の価値観や精神性に相通じるものがあるので、スッと入っていけるのかもしれません。
ただ、李禹煥の作品からは、国や地域の匂いが不思議と感じられません。
そんなところも、また好感が持てるのですが・・・

この展覧会、12月23日までです。
期間中に横浜へは行けそうにないので、非常に残念です。
首都圏にお住まいの方は、ご覧になってはいかがでしょうか。
詳しくは「横浜美術館」のHPをご確認下さい。

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2005年10月02日

杉本博司:時間の終わり

写真家、杉本博司の初の回顧展「時間の終わり」が、六本木の森美術館で開催されています。

杉本博司は、NYを拠点に活動するファイン・アート・フォトグラフィの巨匠で、海外での評価の最も高い現代日本人写真家のひとりです。
というより、これほど世界の評価が高い日本の写真家って他にいないのではないでしょうか。
ニューヨーク近代美術館所蔵作家、メトロポリタン美術館、グッゲンハイム美術館、カルティエ財団など世界の著名美術館での個展開催と言えば、彼のすごさがどれほどのものかわかるでしょう。
ルイ・ヴィトン、カルティエ、エルメスなど、名だたる企業のコレクションにもなっていて、彼の作品には2,000万円ぐらいの値の付く作品もあるようです。

彼の作品はコンセプチュアル・アートで「seascapes」「Theaters」「Dioramas」「Architecture」などのシリーズがあります。

いま一番観たい写真展です。
8×10の大型カメラを使い、作品製作に途方もない時間と労力をかけ、気の遠くなるようなクオリティを追求している彼のオリジナル・プリント(額もオリジナル!)は、絶対に観ておかなければならないでしょう。
「seascapes」は過去に観たことがあるのですが、その他のシリーズも観れるし、展示にもものすごい拘りがあるようです。

僕の持っている彼の写真集は、88年にリブロポートから出た「SUGIMOTO」ですが、今回の回顧展を機に、新たに出版されたものがあります。

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Sugimoto: Conceptual Forms

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Hiroshi Sugimoto

また2003年に↓も出版されています。
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Sugimoto: Architecture


杉本博司:時間の終わり

会期:2005年9月17日(土)− 2006年1月9日(月・祝)
会場:森美術館 東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー53F
開館時間:月・水〜日10:00−22:00 火10:00−17:00
入館料:一般1,500円

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2005年09月05日

ウィリアム・クライン写真集

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ウィリアム・クライン / ニューヨーク1954.55
William Klein / New York 1954.55

メインサイトのBooksのコーナーに、ウィリアム・クラインの写真史上に残る有名な写真集「New York 1954.55」をアップしました。
(↓の「こちら」からダイレクトで飛べます)

世界中の多くの写真家に影響を与えた有名な写真集。
ロバート・フランクや森山大道も、彼の影響を受けています。
とにかくものすごくカッコよく、迫力のある写真集です。
僕もこれを初めて見たときの衝撃は大きかったです。

モノクロ写真に興味などなくとも、ニューヨーク好き、ハードボイルド好きにもおすすめします(^^)


詳しくは、こちら


amazonは↓
NEW YORK 1954.55 / WILLIAM KLEIN
posted by Coju at 22:45| Comment(2) | TrackBack(1) | art | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年04月24日

ゴッホ展

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ゴッホは写真家になりたかったのではないか?というとんでもない仮説をぶち上げてしまいます(笑)
こうすると多くのゴッホ・ファンからお叱りを受けるかもしませんが。

・・・東京国立近代美術館で開催しているゴッホ展に行ってきました。
水曜から仕事で東京にいたんですが、金曜日、思ったより早く仕事が終わったので、夕方に観ました。

まず、「絵を観る」というより「人を観る」というぐらい混んでいました(^^;
平日なのに・・・美術館に入るのにすら並んで入る、という状況。
ちょうど「人体の不思議展」ぐらいの混み方かな(笑)
「東京恐るべし」です。

事前にNHKの「新日曜美術館」で予習していたのが役に立ちました。
というのも、ゴッホという画家は、感情の赴くままに絵筆を走らせて、激情的に描く画家というイメージがあったのですが、実際はかなり計算高く、緻密に、いろいろ新しい手法を実験したりしながら絵を描いていた、という論調であったからです。

実際に観てみると・・・展示の仕方かもしれませんが、とにかく「模写」が多い。
浮世絵を模写しまくったというのは知っていましたが、それ以外にもミレーの絵をはじめとして、様々な絵を模写しています。
それだけに、彼の研究熱心さがわかりました。
オリジナルの絵は、ほとんどないのではないかと思うぐらい、模写してます。
そうやっていろいろなテクを習得したり、他の作家の絵にインスパイアされたり、それらが融合することにより、ゴッホの画風が確立されていったのでしょう。

彼の絵を観ていると・・・印象派の画家の絵もそうですが・・・写真より写真らしい絵という印象を受けます。
あるときは広角で、あるときは望遠で切り取ったような構図、「種をまく人」のようにレンズのフレアを意識的に取り入れたような描写、逆光での人物のアンダーになり具合。
また、絞りをコントロールすることによって、対象を浮き上がらせたり、フォーカス・アウトさせたりするのを、絵で表現しているし。

・・・それに、この空気感!
日が燦々と照って、それが肌に伝わる暖かさ、日が落ちて、ひんやりと乾いた風が当たる心地よさ。
大好きな「夜のカフェテラス」では、足の裏に感じる石畳のゴツゴツ、夜のカフェの灯りの暖かさ、食事をする人たちの話し声や、カチャカチャと鳴る食器の音、運ばれてくる料理の匂いまで伝わってきます。
また、この「空気感」は写真でいう35mmの空気感ではなく、中判の空気感です。
もし彼の時代にハッセルブラッドがあったら、彼は写真を撮っていたのではないかと思うほど、ほんとに写真的な絵でした。

もうひとつ感じたのは、絵は「実物を観なければダメ」ということです。
印刷ではこの空気感は見事に消えてしまいます。
写真の場合、写真集などの印刷媒体でもそれなりに鑑賞できますが、絵は全く異なってしまって、感動が伝わりません。

彼の作品としてはアルル時代のものが個人的には一番ツボにはまりました。
それまでの暗めの絵から、一気に作風が明るくなり、また印象派の影響なども受けた画風です。
展示はゴッホの作品だけでなく、その周辺のものもありますが、モネの作品も数点展示してあって、好きな作風のものもありました。

僕自身は最近、写真よりも絵の方が勉強になることが多いです。
とにかく、この空気感の素晴らしさには打ちのめされます。
これを、写真で表現することこそが、僕の求めるものなのかもしれません。

・・・で、今日の写真(^^;
これは会場の近代美術館のテラスで撮影したものです。
これからゴッホ展に行かれる方は「ああ、こんな風に写るんだ」と確認してみて下さい(笑)

それと、ゴッホ展に行ったら、常設展示を観るのもお忘れなく。
東山魁夷の「道」や、近藤浩一路の作品も展示してあります。
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2005年04月17日

光の彫刻 田原桂一

札幌にいると、というか、東京以外にいて一番困るのは、観たいアートがなかなか観れない、ということです。

去年から今年にかけて、絶対観たかったのに結局観れなかったのは、庭園美術館でやっていた田原桂一の「光の彫刻展」でした。

田原さんは、写真というところから、その枠を超えて光そのものを捉えているところがすごいです。
写真を石板や布に焼いてみたり、さらにそれに光を当ててみたりとか、あるいは表現が写真を超えて光のオブジェだったり・・・こういう発想の広がり方、光に対するこだわり、光に対する敬意が素晴らしいです。

以前、教育テレビの「新日曜美術館」で氏の「ロダンの手」の製作過程を放映していましたが、それは恐ろしく手間隙のかかる、かつ失敗の許されない作業でした。
それを見て、安直に写真を撮ったりお気楽にアップしたりする自分と、姿勢も緊張感もまるで違うと痛切に反省したりもしました。
「製作に手間隙がかかっていればいい」というような単純なものではありません。
大事なのは、被写体、あるいは光の扱い方、観察の仕方はもちろんのこと、作品の意図が非常に明確であるということです。
すなわち、写真を撮るというのは作品を作る1つのプロセスでしかない、という考え方、ものの見方。
特にファイン・アート系の人達は、こういうことを重視する傾向がありますね。
とっても勉強になりました。

その田原さんの一連の作品をまとめた作品集(DVD付き)が出ているようです。
インスタレーションもDVDでカバーしているのが嬉しいですね。
しかもDVD2枚が付いて3,150円と非常にお得!
僕も早速買おうと思います。

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光の彫刻

ところで、いま観たいのは東京国立近代美術館でやってる「ゴッホ展」。
今週末東京に行くので、是非観てきたいと思います。
ただ・・・混んでるんだろうなあ・・・(^^;

ゴッホ展 孤高の画家の原風景
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2005年04月08日

パリの写真集

パリを撮った素敵な写真集を見つけました。


Paris巴里 / 徳谷ヒデキ

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Paris 巴里

この表紙の写真のように、全編セピアカラーのパリのスナップです。
結構硬いトーンなので、調色ではなくカラープリントなのかもしれません。
結構若い作家さんですが、とても素敵なスナップです。
とにかく撮る「タイミングがいい」というか、現代版ブレッソンともいうような作風です。
あとがきで氏は「良い被写体を探しに、毎日ひたすらパリの街を歩いた」とありますが、ほんとによく歩いたんだな、と思わせる写真がいっぱいの、何度も繰り返し見たくなる写真集です。


パリのエトランジェ / 浅野光代

´etrangers de Paris

こちらはカラーの写真集です。
パリの日常を撮った写真集ですが、女性らしい優しさと、お洒落さを感じさせられます。
特に被写体を選ぶセンス(人物のファッションなどのきめ細かいこだわり)は女性ならではという感じがします。
作品は、全体的にやわらかいトーンにまとめられています。
ぱっと撮ったものが多いのか、ブレている写真が結構ありますが、わざとやっているのかと思うほど、それが一層やわらかさを効果的に醸し出していて、いい感じです。
posted by Coju at 22:33| Comment(9) | TrackBack(1) | art | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年03月26日

「表現」って、なんだろう?

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3月24日の日記「自分の写真ってなんだろう?」にコメントをいただいたりして、改めて考えました。

「表現」って、なんだろう?

確かに、写真に限らず絵でも音楽でも、芸術は全て模倣から始まっていると言えるかもしれません。

ゴッホや印象派の画家達が、日本の浮世絵を模写しまくったこともそうでしょうし、ピカソがいなかったら岡本太郎は存在していないかもしれない。

ミュージシャンは、憧れのミュージシャンをコピーすることで演奏力を身に付けるし、写真も同様。

写真家で言えば・・・あのブレッソンでさえ、アンドレ・ケルテスの影響を如実に感じるし、アジェとブラッサイがいなければ、マイケル・ケンナは成り立たないでしょう。

自分も・・・多くの写真家から影響を受けることによって、それらが融合し、自分にとっての「いいとこどり」が自分の作風を作り上げていくのかもしれません。

そういう意味では・・・例えば音楽の場合「ルーツに遡れ」と言います。
自分の憧れのミュージシャンが、どういう人の影響を受けているか、さらにその人はどういう人の影響を受けているか・・・と手繰っていくと、そこから表現の源泉や本当のスピリットが見えてくる、というものです。

たまには、過去の偉大な写真家を紐解いてみることも必要なのかもしれませんね。
そして、いざ写真を撮るときは、自分の内からこみ上げてくる感性に逆らわずにシャッターを切る、ということでしょうか。

因みにアジェもケルテスもリーズナブルな写真集(Mastes of Photography Series)が出ています。

Eugene Atget

Andre Kertesz


今日の写真。
今日は大粒の湿った雪が降ってて、時折かなり吹雪きました。
レンズの表面は、あっという間に雪で覆われてしまうので、ブロアーで雪を飛ばした瞬間にシャッターを切る、という撮影でした。
posted by Coju at 22:58| Comment(4) | TrackBack(0) | art | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年03月24日

自分の写真ってなんだろう?

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撮影地:江別市

「自分の写真ってなんだろう?」って、よく考えます。
というか悩みます。

「あなたの写真は何ですか?」と聞かれたら、一言で言えるんだろうか?
・・・自分の美意識ってなに?
それに対して確固たるものがあるのなら、それを他人にきちんと伝えられてるんだろうか?

写真とは、失敗の連続で、成功は単なる偶然ではないのか・・・とか。

今までに見たことのない表現手法である必要はないのかもしれないけど、あらゆる写真を並べたときに「これが僕の写真」って、他人がきちんと指をさせることって、非常に大事だと思う。
ただ、難しいのは、単に「僕の写真だ」ってわかればいいっていうことだけでもないこと。
見た人に、どう感じてもらえるか?
どれだけ深く共感してもらえるか?

北海道に来て、風景ばかり撮ってて、結局被写体の良さに助けられていないか?
「こういう表現がしたいんだ」って撮ってるハズなのに、そうなっていない写真がある(というよりほとんどの写真がそうなっていない)のは、何故か?
そもそも自分の言う「表現」っていうのは、一本筋の通ったものなのか?

・・・写真って、難しいですね。
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2005年03月19日

マイケル・ケンナ レトロスペクティヴ2

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マイケル・ケンナの新作写真集が届きました。

「レトロスペクティヴ」以降の作品の集大成的な写真集なので、他の写真集や彼のウェブ・サイトで見たことのある作品が多かったですが、やはり中には初めて見る作品もあって、しかも好みのがあったりして、かなりお買い得というか、満足度の高いものでした。
また、この写真集の中には、自分の所有する作品も載っていてニンマリ(^^)

写真集を見ていると、彼が日本に特別な思いを抱いているのが良くわかりますし、見ている人も彼の求める美と日本の美が、極めて近しいと感じていることもわかりました。

今年の11月には北海道の写真集も出すようなので、またまた楽しみです。

↑の写真は、彼の今回の写真集や写真集「日本」にも掲載されている弟子屈の同じ場所で撮ったものです。
北海道を旅していて思うのですが、彼が撮影しているところは、かなり「それらしい」ところです。
よくもまあ、こういう撮影ポイントを効率よく見つけられるなあと関心しきりですが、それは恐らく日本のコーディネーターがきちんとロケハンしているんでしょう。
琵琶湖のときもそう感じましたし・・・彼らの確かさもすごいと思いました。

ただ困ってしまうのは、日本の写真をどんどん発表されてしまうと、その後やりにくくなる、ということです(^^;
同じモノクロのスクエア・フォーマット。
アプローチの仕方は異なるにしても、当然「〜風」という言葉がついてまわります。
だから日本での撮影はこのくらいにして、アジアなど新たな地の作品を発表してほしいものです、ね、ケンナさん(笑)


マイケル・ケンナ写真集

レトロスペクティヴ2

日本

20イヤー・レトロスペクティヴ
posted by Coju at 22:30| Comment(5) | TrackBack(1) | art | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年02月23日

マイケル・ケンナ写真集

マイケル・ケンナのレトロスペクティブ2という写真集がちょっと前に発売されました。
なんかで案内を見たとき「他の写真集の寄せ集めだな」と感じた記憶があったので「買う必要なし」なんて思い込んでいたのですが、今日書店で実物を見ると、6,090円という手頃な値段ということもあって、ちょっとほしくなっちゃいました。
多少は、他の写真集に載せていない作品もあるかもしれないし。
う〜ん、買おうかなあ、どうしようかなあ・・・(^^;

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マイケル・ケンナ写真集レトロスペクティブ2
posted by Coju at 21:28| Comment(3) | TrackBack(0) | art | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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